第29回 視覚障害リハビリテーション研究発表大会 in 岡山

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大会長 挨拶

大会長 守本 典子(岡山大学 眼科学講座)

 本日をもって本大会を閉会いたしました。とは言え、プレ企画1を除く一般公開動画と機器紹介動画等は9月末日まで延長しましたので、この後も引き続き公開動画等をご視聴ください。また、すでに1度はお聞きくださったと思いますが、竹内昌彦氏の特別講演を一般公開しましたので、もう1度、あるいはお知り合いの方々にもご紹介いただければ幸いです。
 皆様は会期中の1か月を「長いようで短い」と感じられたでしょうか。「あっという間だった」という声も聞かれます。盛り沢山の講演動画を仕事や日常生活を営みながら視聴するのは大変だったことと思います。私は講演内容のみならずコメント欄で交わされた心温まるメール交換からもたくさんのことを学ばせていただきました。現地開催では限られた質疑応答時間しかありませんし、並行して行われる企画の両方には参加できません。皆様にもWebのもどかしさをしのぐほどのお宝を見つけていただけたのではないか、と嬉しい想像をしております。
 本大会には540名のご参加がありました。地方開催とあって「400名お越しいただければ」という思いで岡山大学での会場準備をし、1年の延長、Webへの切り替えを経て、今日に至りました。音を上げずに頑張った実行委員、「Webってどんなんだろう?」と半信半疑のところ、意を決して発表してくださった演者の方々とご参加の皆様に、心から感謝を申しあげます。ありがとうございました。

2021年(令和3年)9月12日

 ようやく開会の日を迎えることができました。参加登録をしてくださった皆様、どうもありがとうございます。どの企画も一般演題も、それぞれが心を込めて作った動画をお届けしています。ぜ~んぶ、ご視聴くださいね。
  「一般公開動画」のページには公開シンポジウム1と2が加わりました。いずれも超力作です。参加者専用ページだけでなく、青ボタンももう1度、いえ何度でもクリックしてください。
 赤ボタンの機器紹介動画等も充実しています。手に取り、直に見ることができないのは残念ですが、ゆっくりじっくり解説に耳を傾けることができます。きっと新しい発見がたくさんありますよ。
  赤と青のボタンは一般公開ですので、お知り合いの方々に「ただだよ」とお勧めください。「黄色のボタンの中にもお宝がたくさんあるからどう?ただじゃないけど」と添えていただけると、なお嬉しく思います(8月20日まで参加登録を受け付けております)。
  では、9月12日までの1か月間、存分にお楽しみくださいませ。8月28日にはZoomでお会いしましょう。

2021年(令和3年)8月12日

 本大会の開会に先立ち、3つの「プレ企画」動画を6~7月から公開しておりますが、更に本日、予定より11日早く「機器紹介動画等」のページも公開しました。開会の12日以降は各種講演動画の視聴に忙しくなられることと思いますので、今のうちに支援機器等の動画やカタログ、各社のホームページなどをゆっくりとご覧ください。
 抄録集も7月上旬にPDF版、次いでワード版とテキスト版、先日は「一般演題抄録集」のデイジー版を掲載しました。残る「一般演題を除く抄録集」のデイジー版も週明けに完成予定です。
 12日の開会に向けて「参加者専用ページ」の準備も順調に仕上げ段階に入っております。同時に一般公開される「公開シンポジウム1,2」の動画は準備万端整って、開会の日を今か今かと待っている状態です。
 ところで皆様、8月28日のライブ企画へのお申込みはお済みでしょうか。大会参加者限定ですので、大会への参加登録をしたら「協会主催企画のご案内」のページからお手続きをお願いいたします。
 もう1つ、こちらはお申込み不要ですが、大会の実行委員が懇親会でお待ちしています。同じ28日、土曜の夜はID/PW送付メールにあった懇親会のURLをクリック! 旧交を温めたり、お話ししてみたいなあと思っていた人と初めて言葉を交わしたり、新しい出会いが生まれたり、とZoomならではの『お家にいながら全国区』の交流をお楽しみに。
 では、明日から「10・9・8・7・・・」とカウントダウンを始めましょう。

2021年(令和3年)8月1日

 いよいよ参加登録の受付を開始しました。皆様、「参加登録」のクリックをお願いいたします。あ、その前にもう1つ、本日公開の「カモンベイビーオカヤマ」の動画もクリックしてくださいますか。広島県の有志が制作した実行委員総出の楽しい歓迎ビデオが流れます。
  さて、Web開催と決めてから5か月となります。その間、事情によりショータイム(現地開催時のランチョンセミナーで「秘密のケンミン『視覚リハ』SHOW~ご当地自慢の取り組み~」をテーマとした企画)が開催できなくなる一方、「ビッグなショート講演集『もっとある!お宝からの贈り物』」をお届けできることになりました。講演順に、森實祐基氏(岡山大眼科教授)、白根雅子氏(日本眼科医会会長・前広島県眼科医会会長)、田中智氏(鳥取県社会参加推進室室長)、田淵昭雄氏(川崎医大・川崎医療福祉大名誉教授)、吉野由美子氏(前協会長・元高知女子大准教授)、和田浩一氏(協会長・元愛媛県立松山盲学校理療科教諭)、中村猛氏(㈱ Raise the Flag.:ご存知ない方は「みずいろクリップ」で検索!)という中四国が誇る講師陣の名講演をご堪能ください(演題はプログラムをチェック!)。
  また、協会のO&M分科会が素晴らしいライブ講演会を企画してくださいました。田内雅規岡山県立大学名誉教授による「視覚障がい者の単独移動を支援する設備等の現状と今後の課題」です。8月28日(土)午後のご予定はずっと空けておいてくださいね。1時間後には「『視覚リハ自分ごとプロジェクト』ご存じですか2025問題~超高齢社会と視覚リハ~」、その1時間半後には皆さんのお楽しみ、オンライン懇親会がありますので。
 一般発表は全国の多職種から61演題が集まりました。1動画8分程度というコンパクトさなので、どんなお勉強より能率的に吸収できますよ。チャット機能を使った活発なご討論を期待しています。
 最後に、プレ企画のご案内をいたします。プログラムのトップに掲げております2つの企画は、開会に先立って一般公開します。1つめの「音声ユーザーでも安心!はじめてのWeb視覚リハ岡山大会」は、視覚障害のために参加が難しいと「勘違い」されないよう、音声ユーザーの方々にも安心してご参加いただけるように道案内をいたします(6月中旬公開予定)。もう1つはコロナ対策!「〜見えない見えにくい方にも届けたい〜看護師による聞いて得するプラスαの感染予防」と題して協会の橋本伸子氏(石川県から応援)の貴重なアドバイスをお届けします(7月中旬公開予定)。これらは公開シンポジウム1,2およびヨガの紹介動画とともに、新設する「一般公開動画」のページに掲載しますので、何度でも覗いてみてください。
 では、多数のご参加を、どうぞよろしくお願いいたします。

2021年(令和3年)6月1日

 新型コロナウイルスの感染拡大によって1年延期していた本大会をWeb開催に変更しました。「会期8月12日(木)~ 9月12日(日)のオンデマンド視聴」と、諸事情により前倒しいたします。
 皆様に岡山へお越しいただき、中四国の仲間と共に心尽くしのもてなしを、と考えて準備していたのですが、皆様にお会いすることさえ叶わず、とても残念に思います。また、ご発表の皆様には演台にてのご講演ではなく音声付き動画の事前提出というご苦労をおかけすることになり、大変、心苦しく思っております。
 そのような中においても、一般演題はもちろん企画プログラムでも可能な限りご質問をお受けし、回答をお返しするように配慮いたしますので、有意義な意見交換をしていただければ、と思います。地域ブロック交流会も懇親会も、オンラインという不自由さはあっても、懐かしい方々や初対面の方々との楽しい会話が溢れることを願っております。
 支援機器等の展示や現地で好評を博したであろうヨガコーナーも紹介動画に変わりますが、これもご自身のペースでゆっくりご視聴いただける絶好の機会とお考えいただき、長い視聴期間を有効にご活用いただければ幸いです。
 Web開催にはWebの良さがあり、その最たるものは遠方が故にお越しいただけなかった方々にご参加いただき、上述した意見交換や楽しい会話、そしてお越しいただいても出会えなかったかもしれない人たちとのオンラインでの出会いが期待できることです。すでにこの恩恵を感じておられる方々にはむしろ喜んでいただけているかもしれない、と思うほどのメリットですので、悲しむのは終わりにし、新たなスタートを切りましょう。
 「岡山へ行こう」と思ってくださっていた方々には「ありがとうございます」、「岡山までは行けないなあ」と思っておられた方々には「ようこそ」と申しあげたいと思います。引き続き、岡山大会を盛り上げてくださいますよう、よろしくお願い申しあげます。

2021年(令和3年)1月10日

 この度、新型コロナウイルスの感染の拡大に伴い、本大会の開催を丸1年延期することといたしました。これにより、フレッシュな情報を発信しようと頑張っておられた方々、幅広い情報が豊富に得られると期待しておられた方々、全国の仲間と会えるのを心待ちにされていた方々など、参加を楽しみにしてくださっていた多くの方々に残念な思いをさせてしまうことを心苦しく思っております。
 実行委員を中心にお届けする大会企画については、グレードアップして披露することにしており、基本的に変更はございません。一般講演(口頭発表・ポスター発表)は応募者の意向により「このまま」「内容更新」「取り下げ」を選んでいただき、追加の募集もする予定です。一般市民に公開する2つのシンポジウム、機器・用具・書籍展示、ヨガコーナーも変わらず、あるいは1年分ながら進歩した内容で施行されますので、ますます楽しみにいらしてください。
 本ウイルスの性質上、今後も先の見通せない不安な日々が続くと思いますが、するべきことをし、してはいけないことは謹んで、来年の9月に晴れ晴れとした笑顔が晴れの国岡山へ集結することを心から願っております。

2020年(令和2年)4月20日


 ミニ講座枠が各々、立派な企画となり、プログラムが充実しましたので、概要をお知らせします。
(シンポジウム1と2は順を変更した関係で、1と2の呼び方が逆になりました。)
・氏間氏のミニ講座とご紹介した講演は、「視覚障害教育の最新事情〜ICT・デジタル教科書・高大連携~」と題する教育講演にしました。
・就労、障害年金、スポーツ・レクリエーション、最新技術&機器、パラリンピックと、5つの新企画をお届けします。
・特別企画は、本大会の関連企画として、実行委員会と(公社)日本眼科医会の共催で、大会閉会後(3日目の午後)に公開シンポジウムとしました。
・同じ時間に視覚障害リハビリテーション協会の防災・減災委員会が災害関連の公開シンポジウムを開催されます。
・機器展示以外にヨガコーナーも一般公開します。
 詳細は「プログラム」のページでご確認ください。大半はメイン会場とサブ会場の2本立てのため、選択の難しい時間帯が多いことと思いますが、後に提供するタイムテーブルをご覧の上、フルコースをアレンジしてお楽しみください。

2020年(令和 2年)1月23日


 第29回視覚障害リハビリテーション研究発表大会in岡山の大会長を務めることとなり、実行委員の皆さんと共に鋭意準備を進めております。
 当初、後に協会長となられた和田浩一氏から「岡山での開催の話が出ています」と打診めいたお話があり、いよいよ前協会長の吉野由美子氏から「是非とも岡山で」とご依頼があった時には、ずっとお世話になりっぱなしだからお受けしたい気持ちはあるものの、協会理事が一人もおらず、県内の視覚リハを何とかしなければと暗中模索しているような状況だからなあ、当地の仲間も「岡山県視覚障害を考える会」の運営と各職場での取り組みでいっぱいいっぱいだし、と全国大会の主管は躊躇する思いがしました。
 それでも、中四国全域に目を向ければ2人以上の理事がいます。地元でリハを実践し、広げようと頑張っている知り合いが沢山います。そうだ、中四国の同志に協力を求め、賛同が得られて「大丈夫」と思えたら受けよう、と声をかけてみました。持ちかけたのは、中四国の視覚リハネット(リハ協の中四国ブロック会が主体のメーリングリスト)に参加し、視覚リハ大会の合間で年1回、勉強会と称して集まっている9県の仲間で、眼科医、視能訓練士、教諭、歩行訓練士等と様々でした。するとそこから各県内や職種の横繋がりで「お連れ」を呼び込んでもらえ、また思わぬ協力の申し出もあって、総勢32名という大所帯の実行委員会が出来上がりました(メンバーの詳細はメニュー最下部の紹介欄をご覧ください・・・眼科医が全県にいるのも特徴です)。
 実のところ、2,3人がすんなり受けてくれ始めると引くに引けなくなり、岡山の仲間は6人が揃った段階でそれ以上は誘わず、当日のボランティアに回ってもらうことにしたくらいな勢いでしたから、ここまで来たら「やるっきゃない!」わけで、大会テーマも当時の気分で「ど田舎にもお宝が・・・“肩寄せ合えば暖かい”」としました。このテーマには、「どの地域にもある担い手不足という問題を嘆くばかりでなく、決して諦めることなく、皆で力を合わせて視覚リハを作り上げましょう」という気持ちと、全国どの地域でも視覚リハ大会が開催できるように、という願いを込めていますので、どうかご参加の皆様で岡山大会を盛り上げてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 特別講演、特別企画、シンポジウム、ミニ講座、ランチョンセミナー等、盛り沢山の企画を取り揃え、プログラム欄でご案内しています。
 特別講演の竹内昌彦氏は全国各地で講演活動をされているため、どこででも聞けるお話ではなく、氏を教え、育て、支え、応援し、見守ってきた人たちのお話をお願いしたので、会場に集った視覚リハを目指す私たちにとって多くの学びが得られることと思います。
 特別企画では、神戸大会、盛岡大会でもセッションの1つにあったロービジョンケア紹介リーフレット作成を中心としたスマートサイト活動のその後、平たく申せば「連携のこれからの在り方」として、眼科医のみならず受け手側である訓練・福祉分野やその対象となる視覚障害当事者の立場からのご意見を踏まえた提言が出される見込みで、中四国を代表する2人のリーダーがオーガナイズしています。
 シンポジウム1は視覚支援学校の教諭陣、シンポジウム2は歩行訓練士陣に企画を頼んでおり、私自身もその内容を楽しみにしているところです。
 ミニ講座は、その1つで中四国のお宝である氏間和仁氏から教育分野におけるICT活用の「最前線であり最先端」(盛岡大会のテーマをお借りしました)のお話を伺う他、これから実行委員全員で「これぞ!」をいう企画を取り上げ、時間の許す限り盛り込む予定です。
 ランチョンセミナーは2日間にわたり、協賛企業からのご支援を得て、全国各地からユニークな視覚リハの取り組みを披露していただくことにしました。中四国でも遅咲きながら急成長を遂げている山口県の実行委員(本ホームページ作成担当の新川委員を除く5名)に運営を任せました。特殊な環境だからできることではなく、他地域でも真似できるものを選択するよう依頼していますので、ご注目ください。
 以上、そこここで大会テーマを彷彿とさせる企画になっていることと思いますが、一般演題(口演とポスター)は広く自由な発想で、全国から多くのご発表とご参加の皆様との活発なご討論を期待しています。もちろん、多岐・多数にわたる用具・機器展示会、美味しく楽しい懇親会もお届けしますので、どうぞ楽しみにお越しください。
 中四国の実行委員と岡山の仲間たちが全力でお迎えいたします。沢山のご来場をお待ちしております。

2019年(令和元年)8月10日


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