岡山県視覚障害者協会の広報誌を掲示しています。

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岡星寮
岡山県視覚障害者センター

視覚障害者センターだより 令和元年(2019年)2月(通巻341号)

視覚障害者センターだより ~ロバと五つのにんじん~

平成31年2月10日発行(通巻341号)

発行 岡山県視覚障害者センター

郵便番号 700-0927 岡山市北区西古松268-1
電話 086-244-1121
FAX 086-244-1043
Eメール ossfc@nifty.com

 声の欄は随時募集しています。

 内容とその形式は問いませんが、ワープロやエディタのテキストデータ、あるいはメールが可能な方は、これらでいただければ大変助かります。
 皆さまからの原稿をお待ちしています。
 読み始めたら途中でやめられなかった面白い本、おいしかった飲食店、便利グッズ、趣味など何でもけっこうですので、ぜひ声の欄に原稿をお寄せください。

 今月の内容

 ・お知らせ(2件)

 ・選挙公報をご利用ください

 ・岡山県視覚障害者協会に川柳教室誕生

 ・平成31年度 訓練生募集(視覚障害)

 ・点字ブロックの日(3月18日)のイベントにお出かけください。

 ・第35回おはなしのWA(わ)♪朗読会にご招待

 ・声 イスラムの楽園 4(全4)

 ・PCVOL・OPKの例会日

 ・岡山県視覚障害を考える会の行事予定

 ・こまくさハイキングクラブ2月・3月・4月の例会のご案内

 ・ろばの耳より情報

 ・人気のある点字図書のご案内

 ・新刊案内をお伝えします。

《 お知らせ 》

 1.2月・3月のカレンダー

 利用者の皆さん向けのセンターで行われる行事をお知らせしています。
 申し込みが必要な行事があります。

 休館日は毎週火曜日と2月11日(月)建国記念の日、3月21日(木)春分の日です。
 
 開館時間は、午前9時から午後5時です。
 
 図書整理日は、2月は28日(木)、3月は28日(木)で終日留守番電話対応とさせていただきます。

   ◇2月のカレンダー

10日(日)PCVOL、盲導犬友の会総会
14日(木)視障協青年部ヨガ教室
24日(日)OPK

   ◇3月のカレンダー
 
 3日(日)手技療法研究会
10日(日)PCVOL、岡山県視覚障害者協会理事会
14日(木)視障協青年部ヨガ教室
17日(日)岡山県マッサージ師会
24日(日)OPK
31日(日)岡山県視覚障害者協会評議員会


 2.パンフレットのご案内

  パンフレット(2種類)をご案内しますので、ご希望の方はご連絡ください。
 
  特に記載がない場合は、原則として貸出でのご利用になります(同じパンフレットでも資料形態によってご利用方法が異なる場合があります)。
  返却期限は資料が届いてからお手元に2週間です。


  ・「私たちの税金 平成30年度版」デイジー2時間14分、点字1巻 国税庁広報広聴室発行
・「犯罪被害者の方々へ:被害者保護と支援のための制度について 平成30年3月」一般CD2巻、点字1巻 点字版は先着9名まで差し上げます。 検察庁発行

《 選挙公報をお届けします 》

 先月号とは内容が全面的に変わります。

 今年は統一地方選挙が行われる年です。また、7月には参議院選挙も行われます。

 音声版(センター作成)や点字版(岡山ライトハウス作成)の選挙公報を選挙管理委員会を通じて配付していますが、センターに利用登録いただいている皆さん全員にお送りすることとなりました。

 お送りする選挙公報は、国政選挙・岡山県知事選挙・岡山県議会議員選挙・岡山市長選挙・岡山市議会議員選挙です。

 岡山ライトハウス・岡山県視覚障害者協会・センターで名簿の照らし合せを行います。
 氏名の照らし合せのみであって、住所などの公開は行いません。
 その結果、岡山ライトハウス・岡山県視覚障害者協会の名簿に記載のない方(今まで選挙公報が届いていなかった方)には、センターから選挙公報を発送することとなりました。

 個人情報保護の観点から、選挙管理委員会などへの名簿の開示は行いません。


 なお、録音版選挙公報を希望されない方は、視覚障害者センターまでお知らせください。

《 岡山県視覚障害者協会に川柳教室誕生 》

 文字の読み書きができにくい方、点字使用の方も自由に川柳を学び楽しむことのできる「川柳教室」を2019年度から開くことになりました。
 興味をお持ちの方は勇気を出してお出かけください。

日時:4月・7月・10月・1月のそれぞれ第3水曜日 14時~16時

場所:岡山県視覚障害者センター(岡山市北区西古松) 3階第2会議室

指導:従野健一(よりの けんいち)先生(岡山市民文芸川柳の部審査員)

問い合わせ:さらに詳しいことをお知りになりたい方は、竹内昌彦さんまでご連絡ください。竹内(電話090-7130-7260)

《 平成31年度 訓練生募集(視覚障害) 》

 地域生活支援事業所みちしるべ

 春が待ち遠しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。
 年度や元号の変り目が近づいていますね。

 皆さんにも新たな生活や環境の変化などあるのではないでしょうか。


 さて、地域生活支援事業所みちしるべでは、主に白杖(はくじょう)を使用した歩行訓練、パソコン初級程度(音声・拡大など)の訓練、調理訓練など生活に不可欠な、さまざまな動作訓練を、皆さんのご自宅に訪問して行っています。

 今まで見えない・見えにくいことで諦めていたことなどに、この春から挑戦してみませんか?
 新元号に変る年に新たな挑戦をしてみてはいかがでしょうか?

 訓練費は無料(ただし、訓練中の交通費や教材費は自己負担)で訓練を受けることができます。
 「自分に訓練なんてできるだろうか?」
 「どんな訓練があるんだろう?」
 「遠方だけど訪問してもらえるんだろうか?」
 「見えない・見えにくさで不安があるんです」などなど、まずはご相談下さい。

 お問合せ

社会福祉法人 岡山県視覚障害者協会
地域生活支援事業所みちしるべ

電話 086-250-9912
メール miti9912@gmail.com
日時 平日9:00~17:00

《 点字ブロックの日(3月18日)のイベントにお出かけください。 》

 1967(昭和42)年3月18日は、世界で初めての点字ブロックが岡山市中区原尾島交差点に敷設され、渡り初め式が行われた日です。
 この日を記念して「点字ブロックを守る会」は、毎年いろいろな点字ブロックの啓発活動を行ってきました。
 今年も次のような行事を計画しましたので、どうぞご参加ください。

期日:3月18日(月)

場所:JR岡山駅東口前広場とアークホテル

日程:17時~17時40分は、駅前広場で、「点字ブロックの上に物を置かないでください」と記したティッシュとステッカー配り。

   18時30分~20時30分は、アークホテルで、式典、点字ブロックの歌の紹介、講演など

講演は筑波大学の徳田教授による「世界の点字ブロック」についてのお話しです。

参加費:3000円(ホテルでの夕食代)


《 第35回おはなしのWA(わ)♪朗読会にご招待 》

 上記の朗読&演奏会に視覚障害者20名を無料で招待してくださいます。

 主催される会のメンバーは、元RSKアナウンサー、現在も主にRSKラジオで活動されておられます。


 東日本大震災 西日本豪雨災害 復興支援
 第35回おはなしのWA(わ)♪朗読会

「3.11 朗読と音楽と伝えたいこと Vol.7」

  あの日の大地震は偶然だったのか、必然だったのか…
 
宮沢賢治の童話『水仙月の四日』に隠された天災の謎に迫る短編小説『水仙月の三日』とのシンクロ朗読会。

  三陸の海に出かけて行った婚約者は、あの日帰って来なかった。
 
遺(のこ)された手帳には雪嵐の得(とく)異日を示すバツ印が…。
 
『今日は水仙月の四日だもの。一人や二人とったっていいんだよ。』
 
雪婆ご(ゆきばんご)さんの言葉が頭から離れない。

 Program

東日本大震災追悼 岩手県出身作家
短編集 『あの日から』より

「水仙月の三日」(前半) 澤口(さわぐち)たまみ
「水仙月の四日」 宮沢賢治
「水仙月の三日」(後半) 澤口たまみ

音楽ゲスト マリンバ奏者 李(リ) 成花(ソンファ)さん

日時 2019年3月11日(月)
13:30 開場 14:00 開演(16:00 終演予定)

場所 ルネスホール 岡山市北区内山下1丁目6-20
    TEL(086)225-3003

主催:おはなしのWA(わ)♪ルネス空間創造委員会

共催:NPO法人バンクオブアーツ岡山

後援:岡山県/山陽新聞社/RSK山陽放送

 おはなしのWA(わ)♪
 https://ohanashi-okayama.jimdo.com

《 声 イスラムの楽園 4(全4) 》

利用者  K M

 イスラム教が説く楽園はオアシスのイメージそのものであり、砂漠の民にとってはとてもわかりやすい比喩だったのかもしれません。
 豊かな水があって、瑞々しい果物や鳥の肉を好きなだけ食べることができる、上等の酒も ある、というように単純化されたイメージで語られています。
 前3回で述べたように、そのような世界が現実にあるとは思えません。

 では楽園は本当にどこにもないのでしょうか。
 いえ、そうとも言い切れません。
 イエスキリストは「神の国はあなたたちのタダナカにある」と言っています。
 神の国と楽園。
 呼び方は違いますが、意味するところは同じと言っていいでしょう。
 仏教ではこれを極楽浄土、または仏国土といい、一人ひとりの中にあると明かしています。

 楽園は一人ひとりの中にあるというのが世界的な偉人に共通の到達点なのだと思います。
 そのことを証明してくれそうな学術研究があります。
 臨死体験と呼ばれる事例に関する研究です。
 多くの学者が取り組んでいますが、私が知りえたのはエリザベス・ロス博士とレイモンド・ムーディー博士の二人です。
 ここではレイモンド・ムーディー博士の著書「垣間見た死後の世界」から多数の被験者に共通する臨死体験をご紹介します。

 事故や急病で瀕死状態に陥った時、人は自分の体から抜け出すような感覚を経験するといいます。
 その後は人によって順序が違いますが、ごうごうとか、ぶんぶんとか、耳障りな音が聞こえる。
 光の生命(何者かはわからないが、光をまとった、やさしく気高い生命体)が現れてそれまでの人生について質問される。
 子供の頃からの行いや出来事が映像となってフラッシュバックされる。
 トンネルのようなところを通って明るい光の世界に出る、というように続きます。
 トンネルを抜けたところは太陽の輝きよりも明るいけれど、けっしてまぶしくはない、そしてそこには無上の喜びがあるといいます。
 また、そこには大勢の人がいて、先に亡くなった肉親や親しかった人々を身近に感じることもあるといいます。

 瀕死の状態が長く続くと、さらに不思議な体験をします。
 過去・現在・未来に及ぶ、ありとあらゆる知識が自分の中にあると確信することができる。
 それは全知全能感と呼ぶに値するすばらしい体験であり、言葉では言い表せない幸福感と充足感が得られる。
 証言者たちは口をそろえてそう言います。
 「全知全能」は神を形容する時に用いられる言葉ですが、そうではなくて自分自身が全知全能になるというのです。

 こうした一連の体験例をどのように理解すればいいのでしょう。
 初めの、肉体から離脱する感覚は脳のある部分を電流で刺激すると起こることがあるという実験例もあるようです。
 病気や事故で酸欠状態に陥った脳細胞も、これと似たような錯覚を起こすのではないかというのです。
 しかし、そのあとに続く一連の臨死体験を実験で再現することはできていません。
 医学の常識では推し量れない謎の領域です。

 この点については歴史上の偉人の言葉に耳を傾けるべきではないかと私は考えます。
 繰り返しになりますが、イエスキリストは「神の国はあなたたちのタダナカにある」と言っています。
 神は一人ひとりの中におられると言っているのです。
 仏教も同じ事を説いています。
 すべての人は本来みな仏であると結論しています。
 仏の英知を一切知といいますが、これは過去・現在・未来に及ぶ、ありとあらゆる知識のことです。
 一神教が説く全知全能の神に近い境地と言っていいでしょう。

 一切知を持つ神または仏が一人ひとりの中におられるという教えを臨死体験と関連付けて考えると、瀕死の状態から蘇った人々は自分の中の神または仏を垣間見た貴重な証言者ということになります。
 
 私たちは命の奥底に、光り輝く知恵の玉を持っています。
 楽園を持っていると言ってもいいでしょう。
 しかしそのことを日常生活で実感することはありません。
 時々、ほんの一瞬でも実感することができれば最高に幸せな人生を送ることができるでしょう。
 しかしそんなことは望むべくもありません。
 限られた偉人は別として、私たち凡人は臨終の境に行き着くまで自分の中の楽園を見ることはできません。
 たぶん、理性や分別、経験知などの現世の装いを残らず脱ぎ捨てないと見えないのでしょう。

 人生には悩み苦しみがつきものです。
 その現実から逃げ出すことはできません。
 しかし楽園そのものを見ることはできないにしても、楽園から放たれる光をほのぼのと感じながら生きることができれば平凡なりに幸せと言えるのではないでしょうか。

 そういう境涯になるためには自分の中の楽園を信じること、そして死は終りではなく、一つの節目に過ぎないと悟ることが必須用件になると思います。

 なお、レイモンド・ムーディー博士の著書に収録されているのは、善悪の基準から見て中間的な人々、どこにでもいる平均的な人々の証言ばかりです。
 殺人などの大罪を犯した人の臨死体験例は見られません。
 大罪を犯した人は臨終の境にどんな世界を見るのか気になるところですが、そのような事例は報告がないようです。
 ただ、自殺を図って臨死体験をした人の証言は幾つかあるようです。
 それによると、苦しみから逃れるために自殺を図った人は幸福感も全知全能感もなく、苦しみが続くばかりで何の解決にもならないと証言しているとのことです。
 私たちの中には楽園だけでなく、地獄もあるのかもしれません。

《 PCVOL・OPKの例会日のお知らせ 》

 PCVOLの例会は原則第2日曜日の10時~16時です。
 第2会議室または第3会議室を利用します。
 また、OPKの例会は原則第4日曜日の13時~16時で、すべて第2会議室で行ないます。

 PCVOLもOPKもともに、主に音声パソコン関連のサポートをしているグループですが、最近はアップル関連のタブレットのサポートもしています。

 音声パソコンやアップルのiPad・iPodに興味はあるが、まだあまり使ったことのない方にも対応してくれますよ。
 まだ音声パソコンやアップル製品を使われたことのない方、チャレンジしてみませんか?
 きっと新しい世界が広がることを実感してもらえると思います。

 センターには音声パソコンとiPhone・iPad・iPodのアップル製品があります。 
 ともにインターネットに接続できるため、様々な体験が可能です。
 当日館内利用も可能ですが、体験されたい方は予めご連絡ください。

 iPhoneとiPad・iPodとの違いは、電話ができるかどうか、ナビがいつでも利用できるかどうかの違いです。

 以下PCVOLとOPKの例会日です。

 ◇PCVOLの例会日

  平成31年 2月10日(2)
      3月10日(2)

 ◇OPKの例会日
 
平成31年 2月24日
      3月24日

《 岡山県視覚障害を考える会の行事予定 》

 A 目の不自由な方と家族の集い“どうしてますか交流会”

  目が不自由になってこんな事が困った、何かいい方法ないかな。

  いろんな悩みや思いを聞いたり話したりしてみませんか。
  そんな思いで、集いの場“どうしてますか交流会”をほぼ毎月開催しています。
  目の不自由な方、ご家族の方々、お気軽にご参加ください。

1.日時 時間はすべて10時~12時です。
  3月10日

2.会場 ひまわり福祉会館2階
  岡山市北区大供2-4-25
  電話 086-222-8619

3.対象 目の不自由な方と家族の方々

4.参加費 200円

5.申込み 不要

主催 岡山県視覚障害を考える会


 B 岡山県視覚障害を考える会 行事予定

  ①講習会「見えない見えにくい人のグッズ展 岡山」

日時 平成31年4月28日(日)13:00~16:00

会場:岡山国際交流センター

参加費 無料 申し込み 不要

白杖類、遮光眼鏡、PC関連、デイジー機器、拡大読書器、便利グッズ、家電などの様々な機器・用具展示を行います。

メガネ型の視覚支援機器として、「OTON GLASS」や「OrCam MyEye2.0」、「暗所視支援機器」など最新機器も展示します。

※岡山県網膜色素変性症協会と共催、(公社)日本眼科医会とも共催


  ②研修会「最新機器で豊かな生活を手に入れよう~スマート デヴァイス~」

講師 氏間 和仁 氏(広島大学大学院 教育学研究科 特別支援教育講座 准教授)

日程 2019年6月23日(日)午後

会場 岡山県立岡山盲学校

参加費 会員無料 非会員500円

申込み 必要(下記アドレスにて受付)

※(公社)日本眼科医会との共催予定


  ③2019年度特別講演会

「自身の体験から視覚障害について思うこと(仮題)」

講師 K M 氏(社会福祉法人 岡山県視覚障害者協会 会長)

日程:2019年10月13日 (日)午後  ※日程を変更しています。ご注意ください。

会場:岡山国際交流センター

参加費:無料

申込み:不要

※(公社)日本眼科医会と共催

  問合せ先 岡山県視覚障害を考える会事務局
e-mail okashikaku@yahoo.co.jp

《 こまくさハイキングクラブ2月・3月・4月の例会のご案内 》

 ○2月第210回例会

  行き先:おくの細道アルプス
 
期日:2月17日(第3日曜日)雨天中止
 
集合:岡山駅中央改札口 午前8時30分
 
参加費:1500円(現地邑久駅 500円)
 
持参品:弁当、飲料、防寒の服装

 ○3月第211回例会

  行き先:魚見山(うおみやま) 岡山市内(JR利用、帰りは岡山駅まで歩きます。)
 
期日:3月17日(第3日曜日)雨天中止
 
集合:岡山駅中央改札口 午前9時(岡山発9時26分桃太郎線)
 
参加費:一律500円(現地集合は大安寺駅)
 
「魚見山」、この山名の由来は、この周辺は海で、この山から魚群を見ていたのでしょう。
岡山ドームや岡山駅が一望、遠くには児島湾も見えます。岡山市内最高の展望所と言われています。
ソフトコースで見どころいっぱいです!!

 ○4月第212回例会

  行き先:天下台(てんかだい) 相生市(貸切バス)

 期日:4月21日(第3日曜日)雨天中止
 
集合:岡山駅中央改札口 午前8時
 
参加費:4000円
 
入り組んだ相生湾を見下ろす、素晴らしいソフトコースの里山です。
良く整備された路は歩き易く、鶯が多い山と言われています。
家島群島、小豆島など瀬戸内の展望を楽しめます。
帰路海岸の道の駅でお買いものも楽しみです。

《 ろばの耳より情報 》

 センターが所有している現在入取可の日常生活用具をご紹介します。
 これらはすべて体験可です。

 ○インターネット関連

①様々な視覚障害者が使えるソフトが入った音声パソコン

②iphoneかけ放題の契約をしています。siriを使って電話をかけたり、検索もできます。

③OSがios、windows、アンドロイドのタブレット
 
 〇OCR(印刷物を読みとって読み上げる機器)

④トークンライト2、快速読むべえ

 ○プレクストーク(デイジー図書を聞く機器)
⑤小型で携帯可の「リンクポケット、PTP1、据置型のPTR3、PTN3

 ○携帯型OCRマルチプレーヤー
⑥ブレーズET(OCR機能、DAISY図書の再生、DAISYオンラインを使ったDAISYデータの検索とダウンロードその他)

 ○点字ディスプレイ
⑦ブレイルメモスマート16、SEIKA

 ○健康管理
⑧音声血圧計、音声体重計(体重以外にBMI、基礎代謝量、内臓脂肪、筋肉量など計9項目測定)

 ○その他(同一のものは入手できないが、類似の最新のものが入手可)
⑨据置型拡大読書器。電子ルーペ。音声PDA(ブレールセンスオンハンド)

《 人気のある点字図書のご案内 》

 サピエ図書館の点字図書リクエストランキングの中から選んでご案内いたします。
 どうぞご利用ください。今月は11タイトルあります。

 現在全国でリクエストの多い図書のため予約になるかもしれませんが、お待ちくださいますようお願いいたします。

 また、同タイトルの録音図書が貸出可能な場合も多いですので、録音図書がご希望の場合はその旨お知らせください。

 分類のあとに該当するタイトルを並べています。
 それぞれのタイトルについては、書名、著者名、原本出版年、点字巻数の順に記載しています。

・社会科学 「ニュース池上塾:もっと深く知りたい!」池上 彰 著 2018年 2巻

・家政学、生活科学 「魚のさばき方と料理:包丁使いから魚の調理法と盛り付けまで(レディブティックシリーズ)」青島 和之 指導 1999年 2巻

・音楽 「昭和の歌手100列伝」塩沢 実信 著 2014年 5巻

・スポーツ 「清原和博告白」清原 和博 著 2018年 3巻
「左手の記憶:20年間受け止めた「投手の決め球」と
「男の気持ち」 この手が感じた“魂の一球”」矢野 燿大 著 2014年 2巻

・日本文学小説 「青梅線レポートの謎」西村 京太郎 著 2017年 3巻
「グレースの履歴(河出文庫)」源 孝志 著 2018年 8巻
「ソマリアの海賊」望月 諒子 著 2014年 5巻
「失恋バスは謎だらけ:Heartbreak & Heartwarming novel」森沢 明夫 著 2017年 6巻
「真実一路(新潮文庫)」山本 有三 著 1968年 6巻

・児童向け-フランス文学「シンデレラ(ディズニーアニメ小説版 23)」シャルル・ペロー 原作 ゾウイ・ルイス 作 橘高 弓枝 訳 1999年 2巻

《 新刊案内 》

 センターで新しく受け入れた図書をご案内します。
 どうぞご利用ください。
 今月は、デイジー(音声のみ)が6タイトル、マルチメディアデイジーが6タイトル、点字が6タイトルです。
 マルチメディアデイジーは、専用の再生ソフトを使用することにより、音声とともに文字情報や画像を見ることができますが、プレクストーク等で音声のみを聞くこともできます。

 貸出中の場合は予約になりますが、お待ちくださいますようお願いいたします。
 返却期限は図書が届いてからお手元に2週間です。
 延長を希望される場合は、ご連絡をお願いいたします。

 また、ご利用いただける図書は、目録や新刊案内にあるものに限りません。
 書名がわからない場合でも、ご希望の著者や内容などからお探しします。
 当センターで所蔵していないものは、全国のネットワークを利用してお探しします。

 ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

●録音図書

◎一般向けの本

〇総記(2タイトル)

書名 図書館のアクセシビリティ:「合理的配慮」の提供へ向けて
野口 武悟、植村 八潮 編著
マルチメディアデイジー12時間10分
発行 樹村房 2016年
内容 平成28年4月、図書館を含む行政機関等に障害者への合理的配慮の提供が義務化された。既存の「障害者サービス」の実践などに学びながら、図書館の構成要素ごとにアクセシビリティを高めるための考え方や具体例を紹介する。

書名 ひとが優しい博物館:ユニバーサル・ミュージアムの新展開
広瀬 浩二郎 編著
マルチメディアデイジー10時間38分
発行 青弓社 2016年
内容 さわる鑑賞プログラム、さわる展示の諸相、触発型ワークショップの事例…。幅広い分野の専門家が「ひとが優しい」をキーワードとして、ユニバーサル・ミュージアムの動向を紹介し、今後のユニバーサル社会のあり方を展望する。


〇哲学(1タイトル)

書名 今を楽しむ:ひとりを自由に生きる59の秘訣
矢作 直樹 著
デイジー3時間54分 
発行 ダイヤモンド社 2017年
内容 人に振りまわされない、じっくり考えられる、好きに動ける。ひとりになるのもありがたい。救急医療の現場で命と向き合ってきた医師が、「ひとり力」で与えられた人生を気楽に生きる方法を伝授する。


〇産業(1タイトル)

書名 “動物の精神科医”が教える犬の咬みグセ解決塾
奥田 順之 著
デイジー5時間39分 
発行 ワニブックス 2018年
内容 犬が咬む原因は「しつけ」ではない!動物の精神科医が、犬が咬む原因とその考え方についてわかりやすく解説し、咬む行動を根本から直すためのヒントを伝授。愛犬の脳にアプローチする獣医臨床行動学のメソッドを紹介する。


〇芸術・美術(4タイトル)

書名 デューラー(新潮美術文庫 6)
デューラー 画 千足 伸行 著 日本アート・センター 編
マルチメディアデイジー1時間52分
発行 新潮社 1975年
内容 ドイツのルネサンス期を代表する画家、デューラーの作品と、その画業を解説する。

書名 モロー(新潮美術文庫 35)
モロー 画 竹本 忠雄 著 日本アート・センター 編
マルチメディアデイジー1時間56分
発行 新潮社 1975年
内容 フランスの象徴主義の先駆的画家、モローの作品と、その画業を解説する。

書名 長谷川等伯(新潮日本美術文庫 4)
長谷川 等伯 画 黒田 泰三 著 日本アート・センター 編
マルチメディアデイジー2時間19分
発行 新潮社 1997年
内容 桃山時代を代表する画家・長谷川等伯。日本の水墨画を確立した彼の作品と、その画業を解説する。

書名 松本竣介(新潮日本美術文庫 45)
松本 竣介 画 浅野 徹 著 日本アート・センター 編
マルチメディアデイジー2時間4分
発行 新潮社 1996年
内容 昭和期に活躍した洋画家・松本竣介。彼の作品と、その画業を解説する。


〇文学(4タイトル)

書名 いのち短しサブカれ乙女。(メディアワークス文庫)
ハセガワ ケイスケ 著
デイジー4時間59分 
発行 KADOKAWA 2016年
内容 世田谷の女子寮。北海道から出てきた愛李の初めての友達、隣人のノアちゃんは「サブカル上級者」だった。サブカルに対する愛は誰にも負けず、そして、とっても可愛い。愛李は今日もノアちゃんとヴィレッジな探険に向かう。

書名 湖底の城:呉越春秋 9巻
宮城谷 昌光 著
デイジー5時間53分 
発行 講談社 2018年
内容 越王・句践が囚われの身となって2年余。その間、范蠡は越国で王がいつ帰ってもよいように準備を整えていた。呉が陳を攻めていることを知った諸稽郢は、范蠡とともに呉へ向かうが…。完結巻。

書名 83歳、青春はいつでもやってくる:今うれしゅうて楽しゅうて
小河 すみれ 著
デイジー14時間7分 
発行 小河すみれ 2017年
内容 岡山盲学校卒業生で、箏曲家の竹本登久子さんをモデルにしたフィクション。懸命に生きることの素晴らしさを伝える。

書名 災いの黒衣(創元推理文庫)
アン・ペリー 著 吉沢 康子 訳
デイジー19時間55分 
発行 東京創元社 1999年
内容 捜査中の事故でモンクがすべての記憶を失ってから四カ月がたった。だが、いまだ記憶は戻らない。そんなある日、彼は、高名な貴族の娘が強盗に殺されたという、政治的にきわめて厄介な事件の担当を命じられるが。十九世紀半ばのロンドンに生きる人々を活写する、傑作時代ミステリ第二弾。


●点字図書

◎一般向けの本

〇社会科学(1タイトル)

書名 ジェームズ・ドーソンの下半身入門:まるごと男子!読本
ジェームズ・ドーソン 著 藤堂 嘉章 訳
点字2巻
発行 太郎次郎社エディタス 2015年
内容 専門教師として性教育を教えてきた著者が、グループ内でのサバイブ術、見た目の磨き方、下半身問題、セックスの必須事項とNG行為、非モテの出会い術、つきあい方から別れ方までを指南する。


〇文学(1タイトル)

書名 8番目のマリア(角川ホラー文庫)
美輪 和音 著
点字4巻 
発行 KADOKAWA 2014年
内容 目覚めると7角形の部屋にいた中学時代の同級生7人。罪の告白を強いられた彼らが挑むのは、命をかけた多数決。迎えた1回目の投票、最多得票の元同級生は首を吊られて殺された。驚愕のシチュエーション・スリラー。


◎児童向けの本

〇社会科学(1タイトル)

書名 はじめての沖縄(よりみちパン!セ YP01)
岸 政彦 著
点字3巻
発行 新曜社 2018年
内容 沖縄って、どういう場所なのだろう。私たちは、沖縄をどう語るのだろう。沖縄を研究テーマとする社会学者が、はじめて沖縄に出会ったときにさかのぼり、沖縄について、個人的な体験から考えたことを綴る。


〇文学(3タイトル)

書名 くじらじゃくし(わくわくライブラリー)
安田 夏菜 作
点字1巻
発行 講談社 2017年
内容 だれも飼っていないペットがほしい! 米問屋のわがままおじょうさまのリクエストで、丁稚の定吉が見つけた動物は? むかしむかしの大阪が舞台の、落語風童話。

書名 笑う化石の謎
ピッパ・グッドハート 著 千葉 茂樹 訳
点字3巻
発行 あすなろ書房 2017年
内容 ケンブリッジ郊外のグランチェスター村で暮らすビルは、13歳。この村の地下深くに、新たな肥料「コプロライト」が眠っていることがわかり、村は活気づくが、それは同時に思いもかけぬできごとを引き起こし…。

書名 バクのバンバン、船にのる(ふたりはなかよしマンゴーとバンバン 2)
ポリー・フェイバー 作 松波 佐知子 訳
点字1巻
発行 徳間書店 2017年
内容 マンゴーは、町で暮らし始めたバンバンに、習いごとを探してあげることに。まず、バレエ教室に行ってみると…。全4話収録。元気な女の子マンゴーと、マレーバクの子バンバンがくりひろげる楽しいお話。